日帰り大腸ポリープ切除術
隆起性ポリープ
スネアを根元にかけたのち切除
クリップで創部を閉じる
平らなポリープを注射でもりあげる
スネアをかけて切除した創部
クリップで閉じる
当院ではおよそ10mmまでのポリープについて日帰り手術を行っております。それより大きいものについては術後提携病院に経過観察入院をお願いしております。
大腸ポリープの手術適応は5mm以上の腺腫です。内視鏡診断にて腺腫が疑われる場合、その場で切除いたします。5mm以下でも診断上、悪性度が高いと疑われる場合は切除いたします。
10mm以上の病変も当院で切除可能です。しかし、ポリープ切除術の主な偶発症に早期および晩期出血と大腸穿孔があり、ポリープが大きくなるほど偶発症の危険が高まります。したがいまして、大きなポリープ切除は術後提携病院で観察入院をしていただける方に限り、行うのが当院の原則です。
なお、内視鏡切除の適応外と疑われる根の深い癌を発見した際には旧知の専門病院へご紹介しております。