医療介護支援住宅「美しが丘」が花盛り
今日は春らしい陽気でしたね。当院付属サ高住「美しが丘」で色々な花が咲き始めました。ここは春夏秋冬を感じられる終の住処です。最後まで住まわれるよう医療と看護、介護でしっかりとサポートしているため、重症疾患をもった入居者さんも多くお住まいです。動けなくなった方々にとって、日常の変化、季節の変化、いろどり、香りを感じれる環境はとても大事だと思います。
紅白の山芍薬
私が勤めていたスウェーデンでもたくさん春に咲くライラック。いい香りです。
ここを終の住処と決めて転居された方が自宅の庭から移植してくださったツツジ。思い出のツツジ。
ボランティアの城座先生たちからご寄付いただいたワイルドベリー。スウェーデンでは野生のイチゴをSmultronスムルトロンといいます。スウェーデン人にとってイチゴは特別な果物らしく、Smultronställeスムルトロンステッレという言葉があります。直訳すると野イチゴの場所となりますが、意味するところはその人のお気に入りの場所、桃源郷のような意味があります。だから、私はこの住宅に野いちごの場所を作りました。その隣には菖蒲があります。もうそろそろつぼみをつけてきました。
ここで旅立たれる方もおられます。いつも「ありがとう、ありがとう」と感謝してくれた、おばあちゃん、どうしてるかな。